「淡き春の色」

「頑張れ!頑張れ!」補助輪はずして乗れるかな?

ストーリー:

お兄ちゃんとばあやに見守られ、自転車乗りの練習です。「頑張れ!頑張れ!もうちょっと!」補助輪はずして乗れるかな?上手に乗れるようになったら、お兄ちゃんと一緒に、遠くまで行ってみようね。

コメント:

絵の季節は、地味な色合いの時期です。山の木々は葉もなく、長い間雪の下だった草花は、灰色や茶色、そして、もり空の多い奥会津。
でも、この時期は目に見えない力強さや希望を感じるのです。あらゆる生き物が、厳しい冬を越して貯えたパワーや、これから訪れる華やかな季節にたいするワクワク感なのでしょう。
この家は、舗装道路工事のために、取り壊されて今はもうありません。最後の姿だけど希望と一緒に、
そして「これから」を感じるものと一緒に描きたかったのです。ふきのとうを先頭に、これからいろんな植物が芽吹くでしょう。自転車に挑戦する女の子、お兄ちゃんやおばあちゃんに見守られ、これからどんどん成長して行くでしょう。
そして、きれいな花や紅葉、鮮やかな青空など際立ったものは何もない、
平々凡々の日常のシーンの中で、家も風景に溶け込ませました。

ロケーション:
金山町大志
画材:

色鉛筆、 BBケント

サイズ: 364×515mm
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